2015年4月5日日曜日

引き続きフリゲ展の感想です!!

No.30春のタケノコ大感謝祭
あずさん
春らしい生命力にあふれるRPG。
いたるところにくまさんの置物が大量に置いてあるあたりから、作者の正気を疑ったが、
戦闘スキルの凝りよう、ピクチャ演出のさりげない細やかさなどから、これはとても本気なのだということに気付かされました。疑った自分を恥じました。
勢いがすごい。
主人公である、おかしい姉と常識人妹の二人は最高のバランスで、彼女たちに引っ張られて最後まで一気にプレイさせてもらいました。
戦闘では、主人公姉妹の特性を把握するまでは、なんだこの敵の猛攻は!?ってなりましたが、
姉は脇で防御固めて、妹がアタック→死→蘇生を繰り返す方式をとることで、最後までどうにかなったものだなあ…
道具や装備品、敵のネーミングなどにも味わいが出てるので、そこのところでも、この作品は魅力的だと思います。あと、マップ探索が楽しかったです。倒した敵や開けた宝箱、スイッチの残骸とかが換金アイテムになるとことかも、地味に面白いと思いました。
ただのバカゲーとは片付けられない魅力がたくさんあるゲームなので、オススメ!!

2015年4月4日土曜日

フリゲ展春の感想です!!

No.9俺に任せて先に行け
七進法さん

追っかけてくるボスと戦いつつ、ダンジョン探索するゲーム
仲間の技能をきちんと把握して組みあわせないとまたたく間に死ぬ戦闘バランス!
仲間をおとりにして逃げる斬新なシステム!
隠し通路、隠し階段フェチにはたまらんダンジョン!
背景となるストーリーの散らしかたもとてもいい感じで、
一周クリアして、必ず二週目をしたくなる隙のない作り!
とても面白かったです
あと、ハヤカワ文庫系のネタを技名とかに入れてあるのも好きやなあ
この作者さんの前作「なにもみえない」も、とても良かったけど、今回はさらにでした


No.14天に届ける迎春花
motoさん
パズルっぽいRPG。
シンプルで奥深いゲームってのが好きなのだと、最近気付いたのですが、これはまさにそういうゲームでした。
どのステータスをどのタイミングで上げるのか、どの鍵でどの扉を開けるのか、など
考える場面が非常に多く、面白いです。
まったく敵わない敵が道を塞いでいる絶望感と、
その敵を完封して殺せるようになったときの満足感と、
使うたびに値段がぐんぐん上がっていく宿屋への不信感など、
コンパクトなゲームに、めいいっぱい詰まっていて、思わずクリア後の二週目もしてしまいました。

No.16くろいおへや
ほりんさん
タイトルからホラーゲームかと思ってたがすごい良質な一筆描きパズルゲームだった
一方通行や、ワープ、鍵付き扉、一度だけ踏み終わった床も踏める靴、様々なギミックが
もりだくさんなので、シンプルなルールなのに全く飽きないし、すごい悩ませてきます。
とても面白いです。
難易度は全体的に高めだと思いますが、
一度クリアする道を思いつくと、なんでこんなのを今まで思いつかなかったのかと、
実に不思議に思うような、そういう独特のアハ体験を何度も味わえます。
作品全体のドット絵と音楽も、雰囲気の統一がとてもあって好きです。
しかもラストにはまさかのストーリー展開があり、
DANGO-KUNが操作アイコン的なものでなく、まぎれもなく主人公だったのだと理解させられ、こりゃまいったぜ!!

No.53路地裏おとぎ話~春風をさがして~
ノラさん
表情ゆたかな次郎子ちゃんかわいいゲーム。アナログでゆるい絵にたちまち癒されるぞ!!
次郎子ちゃんの頭のエビもかわいいし、室外機もおしゃれです。
この作者さんの作品は、かわいい女の子が降って湧いた悲惨な目にあう印象がなんかありますが、今回はだいぶマイルドでほんわかしました。